2011年12月27日火曜日

自然治癒力を感じるとき

セッション中、目に見えない自然治癒力を感じるときのひとつに
「捻れ」の戻りがあります。

筋肉が捻れるのをご存知ですか?
同じ動きばかりをしていたり、過度に筋肉に負担をかけること
続けていたりするとどんどん捻れてきます。
少年野球など練習に明け暮れた人は、
利き腕が捻れているかもしれませんし、
赤ん坊を抱っこしているお母さんは左腕が捻れてきているかもしれません。

過度に負担をかけて同じ動きを繰り返しているうちに、
筋肉を覆っている筋膜同士が癒着したりして固まっちゃうのかもしれません。
その筋膜に働きかけるロルフィングというとても素晴らしい手技が
ありますが、それはまたの機会にご紹介します。

その捻れはセッション中に別のところを触っていて
勝手に戻ることもありますが、例えば、腕を持ったりすると、
捻れた筋膜が元に戻ろうとする「動き」を感じることができます。
まるでカラダがどのようにしたら戻るのかを知っているようなんですね。
そして、ゆっくりとその動きについていって、
元に戻るのをサポートします。

その動きについていくと、波に揺られてたり、
ゆりかごに寝ているような安心感や気持ちよさがあります。
(あ、もちろんクライアントさんが緩むのが前提ですよ!!)

私は目に見えない自然治癒力の存在を猛烈に感じる
この瞬間がとても好きです。
例えで腕を出しましたが、腕以外にも頭や脚や背骨、臓器など、
いろんな部分やカラダ全体で、具体的に何かのカタチで
自然治癒力を感じることができます。

カラダって不思議で、本当に面白い。
究極のところ、カラダの不思議は
解明不可能なことは何となく分かるんですが、
それでももっともっと探求したいですね。

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