2011年6月9日木曜日

右肩下がりなんですよ、私。

AさんとBさんの違いは何でしょう?
左右の肩の高さが違う方
いらっしゃいますか?


私はよく左肩が上がります。鏡をみる度に「またかっ!」と思うんですよ。嫌ですよ。右肩下がりなんて(笑)左肩が上がるときの傾向を観察していると、特にパソコンに向かっているときが多いようです。左肩が上がる原因はもう分かっているのですが、機会があればお伝えします。


肩が上がっていると身体のバランスが悪い感じがするし見た目にみっともない感じがして、無理に肩を下げようと努力したり、もしそれが子どもだったりすると「肩を下げるようにしなさい!」という親もいるかもしれません。でも、上がっている肩を努力して下げようとしても意識がいかなくなると戻ってしまうんですよね。

ここで問題なのは、「肩が上がっているなら下げたらいい」 という発想です。これも思考のクセ・パターンだと思います。また自動思考ともいうかもしれません。

「思考のパターンや感情の問題が身体に現れる!?」でお伝えしましたが、症状には何かしらの理由があります。肩を上げる筋肉が収縮したり緊張したり、緩むことができない何か理由があります。そして、もうひとつ大切なことは、肩を上げる筋肉と肩を下げる筋肉は同じではありません。無理に下げようとすることで肩を下げる筋肉を緊張させてしまいます。「肩が上がっているなら下げたらいい」という発想から、負のスパイラルに陥ります。
そしてどんなに頑張っても肩の高さは揃いません。そのうち諦めてしまいます。

●負のスパイラルのまとめ
1.肩が上がる何かしらの理由がある
2.肩を上げる筋肉と、肩を下げる筋肉は同じではない
3.下げようとすることで、肩を下げる筋肉を緊張させてしまう

では、どうしたらいいのか?

「肩を上げることを辞めること」だそうです※。

どんなときに肩を緊張させているのか観察してみてください。無意識に肩を緊張させている理由に気づくかもしれません。肩が上がっていると思ったら、やっていることを中断してひと呼吸してみてください。肩に意識を向けて。もし動けるスペースがあるなら肩や腕を回すエクササイズも効果的だと思います。くれぐれも肩を下げようとはしないでください(笑)

もしこういったことでお悩みのことがあればご相談ください。
随時セッションも受付けています。

上記、肩が上がるという症状は筋肉だけが原因ということではありません。骨格の歪みや筋肉、筋膜の癒着やトラウマなどの心理的要因など複雑にからみあっていることもあります。思考のクセが負のスパイラルを生むことがあるということをお伝えしています。

※こういった非効率な身体の使い方を辞めていくための「気づき」の手法でアレクサンダーテクニークというものがあります。

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