2011年6月8日水曜日

生体磁場って何だ!?

前回に引き続き「生体磁場の極性を利用した自然療法」視点でポラリティセラピーをお伝えしようと思います。

話が長くなりそうなので、今回は生体磁場についてお話して、
次回にその続きをお伝えしようと思います。

事前にことわっておきますが、これから書く内容は私個人の捉え方のひとつです。


私自身工学部出身ですが、生体磁場については全く知りませんでした。でも、よくよく考えてみると生体磁場が存在することは理解できます。これは科学技術信仰の悪い習慣だと思うのですが、測定&確認できないものは「存在しない」ことになってしまいます。でも、生体磁場に関しては研究も進んでいるようですので、生体磁場という言葉も市民権を得るようになるのも近いかもしれませんね。

 以前クライアントに「心臓は何で動いていますか?」と聞いたことがありました。
そうすると「……筋肉ですか」と答えてくださいました。
さらに「その筋肉は何で動いていますか?」と聞いたところ、
「……わかりません」と答えてくださいました。

私はたまにこういうような質問をしてみます。
身体に詳しい方ならお分かりだと思いますが、
そうでない方はそんなことを考えたことはあまりないかと思います。
そして考えたことのない方が多いような気もします。私もそうでした。

答えのひとつに電気信号があげられます。
右心房付近にある洞房結節というところから
微弱な電気信号によって心臓を収縮さているそうです。
そして、その微弱な電気信号を読み取ることで心臓の動態をわかるようにしたのが心電図なんですね。

電気信号がわかったところで、学生時代の記憶を呼び覚ましてみましょう。
「右ネジの法則」覚えていますか?思い出せない方はこちら
電流が流れると、その周りに磁界が発生します。
そうすると微弱な電気信号が流れ心臓が動くたびに
微弱な磁界が発生しているということになります。

 磁界が発生するということは、N極、S極も発生して……


ということは、人間の身体はこんな感じなんですね。












この写真で例えるのは大雑把すぎるかもしれませんが、イメージとしてとらえてください。そしてこの写真のように砂鉄が身体にくっついたりしないのは、微弱な磁界だからなのでしょう。良かったですね。砂場で遊べなくなるところでした(笑)

冗談はさておき、
前回「思考のパターンや感情の問題が身体に現れる!?」 で思考のパターンや感情の問題が行動を滞らせ、さらに滞りの習慣を作り、結果的に身体の歪みや症状に現れるとお伝えしました。
たとえばとてもビックリすることがあったとします。突然、後ろから「ワーッ」と驚かされたとしましょう。ビックリして息が詰まったりした経験は誰もがあると思います。意図的ではなく一時的にでも息が詰まるということは、動くはずだった呼吸に関する筋肉が動けなかったということになります。筋肉を動かす電気信号が変わったのか、流れる経路が変わってしまったのかはわかりませんが、筋肉が動かなかった結果、息が詰まったということでしょう。と考えると、一時的にしろ電気信号が通常通りでなかったことで、生体磁場も影響を受け変わってしまうということになります。

ポラリティセラピーのセッションでは、その歪んでしまった生体磁場を整えバランスします。機械などは一切使わず、手だけで行います。
ポラリティセラピーは思考のパターンや感情の問題からのアプローチと生体磁場からのアプローチ、そして解剖学・栄養学的アプローチを統合した、ホリスティック(全体的)な療法だと思います。

簡単に生体磁場についてお伝えしましたが、
生体磁場の影響や生体磁場のバランス方法について
次回お伝えしようと思います。
古来の人類の知恵が凝縮されいてとても面白いし、
知っていて損はないと思います。


百聞は1セッションにしかずですが。

その話は次の機会で。。。

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