ぜひお役立てください。
前回の話のなかで、
①歌を歌う(声を出す)
②深い呼吸を意識する
を紹介しました。
今回はそれ以外の方法を紹介します。
そのまえに②について補足させてください。
深呼吸する際は、まず息を吐くことに集中してください。
そうすると、意識しなくても自然に空気を吸うことができます。
それに呼吸は「呼」気(=吐く)から「吸」気(=吸う)と書きますよね。文字通り体中の空気を吐ききってから吸いましょう。このとき、横隔膜の上に手を置いて深呼吸を行うと横隔膜を意識しやすいと思います。
横隔膜の筋膜リリース
図1:ワークの場所 |
痛い場合はやめてください。
②引っ掛けた指を肋骨に沿って身体の側面の方へずらすように引いて行きます。
注意:図1の赤丸の部分にはワークを行わないでください。動脈や剣状突起という骨があります。
横隔膜のリフレクソロジー
図2:横隔膜の反射区(赤線部分) |
手や足に身体の部分(背骨や臓器など)が投影されているとされています。例えば胃が悪いと、手や足の胃を投影した箇所(これを反射区といいます)を押すと痛みを感じたり、コリコリするものがあったりします。そこに手で刺激を加えて症状を改善しようとするのがリフレクソロジーです。
図2の赤線部分が横隔膜の反射区です。
(図2は右手、右足ですが、左手、左足も同様です)
このラインに沿うように手の親指でゆっくり押し進めてください。
どうですか?硬いところや痛みのあるところはありませんか? そういったところがあれば、さらに丁寧に押し進めてみましょう。
ポラリティ的横隔膜リリース法(ペアで行ってください)
これまでセルフ&ペアリリースを数回やってきましたが、ポラリティセラピーの手技はひとつもありませんでした。これはとてもポラリティ的です。
ひとつ注意があります。これを行う場合は与え手(施術者)の体調や気分の良いときに行ってください。
①受け手は仰向けに寝てください。
右足から行います。
②与え手(施術者)は、先程のリフレクソロジーの右足の横隔膜の反射区を親指で押しながら痛い箇所を探します。
③痛い箇所を見つけたら、その箇所を右手で押さえたまま、受け手の右側に座り、左手で受け手の右横隔膜の上に手を置きます。
与え手は足裏を押さえたまま、ときどき右手をゆらしてみましょう。
④左側も行います。
このとき与え手の手は逆になります。(左手→左足、右手→左横隔膜)
ポラリティセラピーでは、手は現在の身体の状態を現し、足は身体の慢性的な状態を現していると考えます。足の反射区だけでなく、手の反射区でもやってみましょう。
ワークの後は代謝がよくなりますので、水分補給を忘れずに。
ポラリティセラピーのセッションはUnfolding Bodyworkとして生まれ変わりました。詳細はUnfolding BodyworkのWEBへ
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