ポラリティセラピーを実践しているにも関わらず、いつもこの質問に答えるのに困ります。この「説明に困る」ということが、ポラリティの魅力でもあると最近は思います。
ポラリティセラピーはマッサージや整体ではありません。身体に強い刺激を与えることなく、身体に手を添えたり、「ゆらゆら」揺らしたり、穏やかな手技で身体を芯から緩めます。人それぞれに行うワークも違いますし、毎回行うワークも違います。とてもクリエイティブです。
受け手は身体を流れるエネルギーを感じることもあるかもしれないし、身体が緩んでいく感覚がするかもしれないし、寝起きのような爽快感があったり、痛みが改善していたり、姿勢が良くなっていたり、呼吸がしやすくなったり、新しいことに取り組もうとする前向きな気持ちがでてきたりとこれもさまざまです。
ポラリティセラピーはとても多面的で奥深く、既存の概念や言葉で表現することが非常に難しいセラピーです。
一般的には「ヒトがもつ生体磁場の極性を利用した自然療法」と言われていたり、あるところでは「思考や生活のクセがつくる滞りを整えバランスするホリスティック療法※1」 と言われていたりとさまざまです。前者は物理的論理と手法の一部を伝えていて、後者は発症から治癒へのフローを伝えているのだと思います。どちらも間違いではありませんが、的確に言い表しているとは思いません。しかし、誰もが納得し理解できるような「言葉」を表現するのは無理だと思っています。それが多面的で奥深い魅力です。
私が説明に迫られたときは、人によって説明方法を変えたりしていましたが、今は「とりあえず体験してみて」と伝えるようにしています。
百聞は1セッションにしかずだと思います(笑)
次回、ポラリティセラピーについてもう少し詳しい説明をしたいと思います。ではっ!
※1:症状だけではなく、その原因を生活習慣など広い視野から捉える『総合的な療法』
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