2011年7月16日土曜日

「お腹」と「行動」が関係する!?

ポラリティセラピーでは大自然を構成する「空=ether(仏教でいう「空」、スペース)」、「風=air」、「火=fire」、「水=water」、「地=earth」の5つのエレメントが身体に投影されていると考えます。(詳しくはこちら


自然界の「火」はとてもパワフルです。お腹も口から取り入れた食物を消化することで活動するためのエネルギーを生産しています。エネルギーの源ですので、お腹は5つのエレメントの中で「火」に対応します。

お腹の調子が良くない(腹痛や下痢)ときを思い出して頂くとわかるかと思います。お腹に力が入らないと、声は出ないし、活発に行動できないですよね。この場合、「火」のエレメントが小さくなっていると考えます。

そして、お腹に関係して「行動」も「火」のエレメントに対応しています。

やりたくないことをしなくちゃいけなかったり、言いたいことを言えなかったなど、日常生活でよくあると思います。そのように「思考・感情」と「行動」が一致しなかったとき、「火」のエレメントが不完全燃焼を起こします。

そういったことが続くと、不完全燃焼して燃焼しきれなかったエネルギーが自身を攻撃します。例えば、胃が痛くなったり、横隔膜が硬くなったり、(体型の割に)太ももが太くなったり……。(胃や横隔膜や太ももも「火」のエレメントに対応します)

胃はエネルギーを生産(消化)するための入り口で、ここで十分に消化されないと他の消化器に負担をかけてしまいます。つまり、エネルギーを取り入れにくくなるばかりか、余計なエネルギーを使ってしまいます。そして、横隔膜は呼吸に関係する大切な筋肉です(詳しくはこちら)し、太ももは「行動」するためにはかかせない存在です。お腹に力が入らなかったり、自身の「火」エレメントが尊重されないことが続くと、お腹を隠すように肩が前に出て、猫背になることもあります。

また、仕事や人間関係など、日常のストレスを発散するのに、「食べる」ことをする方がおられます。これは発散しきれていないエネルギーを食べ物を「消化」することでエネルギーを発散しようとする行動です。「消化」も「火」のエレメントです。

ポラリティセラピーのセッションでは、お話をお伺いしながら、こういった「火」のエレメントが小さくなったり、不完全燃焼をしたり、「滞り」の症状に対してワークをしていきます。実際にセッションをしていると、横隔膜が硬い方が多いように感じます。日頃から気を使い過ぎたりして「火」のエレメントを小さくしているのかもしれませんね。

そして、「火」エレメントの「滞り」が解消されると、 実際に新しいことを始めようと決心されたりする方がおられるので面白いなぁと思います。

「火」のエレメントの大小は人それぞれですが、個人的にはスポーツ選手やイケイケの経営者さんは「火」のエレメントが大きい方が多いと感じます。

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