2014年8月20日水曜日

電気つけっぱなしさん

私たちには、自分の意思でコントロールできない(とされている)
自律神経というものがあり、それは「交感神経神経」と「副交感神経」の
二つに分けられることはよく知られています。

「体を活発に活動させたときに、心臓の心拍数を早めたり、
発汗を促したり、身体を緊張させたり、血圧を上げたりして
一種の興奮状態になるように働く神経が交感神経」と
一般的には説明されています。

そして、交感神経とは逆の働きをするのが
副交感神経だと説明されています。
興奮状態ではない、身体がゆったりしているとき(食事、睡眠時など)に
優位になって、(食事中なら)胃酸の分泌を促したり、
腸の運動を活発にしたりして消化機能を活発にします。

この交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、
健康に心地よく生きていけるわけです。

そして、今多いと感じているのは、
交感神経が優位になったまま、
副交感神経を優位にできない状態に
陥っている人たちです。

そういう状態のことを一般的に自律神経失調症とか、
カタッ苦しくて小難しい名前がつけられていますが、
難しい名前がつくほど、原因や解決法が
わからなくなってしまうので、
ここでは「電気(照明)つけっぱなしさん」と呼ぶことにします(笑)

いわゆる、電気(照明)のスイッチをONにしたまま、
OFFにするのを忘れている状態ということです。

電気つけっぱなしさんは、
ずっと電気をつけた興奮状態にいるので、
どんどん熱がこもって体温調節が難しくなってきたり、
休めずエネルギーを使い続けているので、
偏頭痛、不眠症、胃弱、便秘や下痢の繰り返し、
肩こり、腰痛、頭重、精神不安、ダルさ、呼吸が浅い
などの症状がでてきます。

電気つけっぱなしさんは、
どうして電気を消せないのかというと、
【他のことをいろいろ考えすぎて】、
スイッチをOFFにするのを忘れているだけなのです。

考えることに集中してしまうのは、頭が良い証拠ですが、
集中しすぎると心身のバランスを崩してしまいます。
絵を描いたり、踊ったり、家庭菜園で桑を振ったり、草むしりしたり、
何でもいいので、考えること以外に集中を向ける時間を
生活のなかにちょこっと作るだけで、
電気のスイッチをOFFにできるようになってきます。

あと、電気つけっぱなしさんに多いのは、
「あまり身体を動かさないこと」。
身体を動かすことに集中する時間を作ってみると、
より早く電気のスイッチが見つかると思います。

セッションでは、スイッチをOFFにするサポートとして、
背中から自律神経システムにアプローチして
副交感神経が優位になるよう促します。
大体15分〜20分くらいあれば、副交感神経が優位になり、
「ぐぅ〜」という音が聞こえてきます。
それは副交感神経が優位になり、
消化器系の機能が活発になったサインです。

自身で何とかできることは、とても素晴らしいことだと思いますが、
もしサポートが必要な場合は、セッションを体験してみてください。

<セッションの詳細はこちら>
http://polaritytherapy.jimdo.com/




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