2012年1月9日月曜日

慢性の難病は誰がつくる!?

先日、こういうニュースを見かけました。
「新型うつ」〜休職期間中の部下が海外旅行。叱りつけてもいいか。

この記事を読んでみて、皆さん、どう思われます?

仕事のときや不都合なことがあるときだけ「うつ病」で
好きなことがあると調子が良くなる。

私は単純にその仕事や職場に「ワクワク」していないと
いうことが理由のひとつのように思います。

わからないことに対して、あれこれ名前をつけて
従来の枠組みで理解しようとするのも「思考のクセ」です。
わからないことは理解できるものに振り分けて、
無理矢理、理解しようとする人が多い傾向があります。
そして、わからないことが現れると、絶妙のタイミングで
あーだ、こーだと理屈をつけて理解させようと躍起になる人(専門家)が
現れます。
たくさんの専門家が持論をテレビや雑誌、新聞などで語るわけですね。
テレビにでている人が話していることだから、間違いなどあるはずがないと
視聴者は無条件に情報を受け入れてしまいます。

この記事のように「新型うつ」なんて名前をつけてしまうと、もう大変です。
皆で複雑にし合って、問題を迷宮入りにしてしまいます。

あちこちで「新型うつ」という名前だけが先行してしまい、
どんどん社員を縛る規則ができてしまいます。
その規則で「ワクワク」しない人が増えるだけでなく、経済的な理由などで、
仕方なく働き続けて、どんどん「新型うつ」と「うつ」の人を増やしていきます。

こういった風潮が新たな慢性の難病を生んでいるんですね。
(すべてのケースがあてはまるとは考えていませんが、
こういった風潮も影響を与えているでしょう)

では、こういった風潮は仕方ないとして、
自分だけでもこの思考のクセに巻き込まれないためには、
どうすればいいのか、少し考えてみました。


上記の思考のクセはすべて「他人の価値観」です。
他人のものより、自身の価値観を信じることです。
「自身の価値観」と言われても難しく感じるかもしれません。

自身の価値観を知っているのは誰でしょう?それは、
「思考」ではなく、「感覚」です。
自身の「感覚(=直感)」を信じることです。
「良い感じがする」「悪い感じがする」で物事を判断してみては
いかがでしょう?

感覚は今、体験している「事実」なので、「間違い」はありません。

そうすることで、不要な情報に振り回されることはないのでは
ないかと思います。

「思考」より「感覚」を信じるという経験が少ないので、
もしかすると少し訓練が必要かもしれませんが、
興味のある方は是非、セッションを受けに来てみてください。
感覚の扉が開くかもしれませんよ(笑)

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