「私」と「あなた」は同じという意味です。
これは瞑想やセッションの中で気づき、
今、絶賛学び中の視点です。
瞑想やセッションしていると、
自分の境界がなくなってしまう経験をします。
瞑想中だと、自分のカラダの境目がなくなって、
ゆっくりとゆっくりと広がっていくような感じです。
そうなると、瞑想している空間は私のカラダの外なのか、中なのか、
分からなくなってくるのです。
そして、カラダの外なのか、中なのか、境界はどこにあるのか、
実はあまり重要ではないことに気づきます。
セッション中だと、クライアントのカラダに触れていると、
自分の手とクライアントのカラダの境界がなくなってしまいます。
境界がなくなると、面白いことにクライアントのカラダのことを
自分のことのようにわかってくることがあります。
(もちろんすべてではありません)
例えば、足を触っていても、頭や首、胃や深層筋など、
どんな風になりたいのか、動きたいのか、
自分のことのようにわかってきます。
そして、地球とも境界がなくなる経験もできるようになってきます。
これはとても面白い。もはや自分は存在しているのか、存在していないのか、
分からなくなります。そして、存在する存在しないは、
あまり重要ではないのかもしれないと思うようにもなってきます。
「私はあなた」「あなたは私」は、
クライアントも、私の周り人達も、
ある部分では自分と似たところがあるということです。
そう捉えることができると、
どんな人に出逢っても、例え嫌なことをされても、
自分にも似たところがあるよなーと、
された行為の理由を想像できるようになってくるかもしれません。
「私」と「あなた」の境界線を引くことは、
この世界で生きていく上でとても必要なことだと思いますが、
境界線を引くことで悩みが増えることも確かです。
その辺をバランスできるようになれると、
もっと楽に生きられるんじゃないのか、と
日々、探究しているところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿