2015年1月12日月曜日

「私はあなた」「あなたは私」

「私はあなた」「あなたは私」

「私」と「あなた」は同じという意味です。
これは瞑想やセッションの中で気づき、
今、絶賛学び中の視点です。

瞑想やセッションしていると、
自分の境界がなくなってしまう経験をします。

瞑想中だと、自分のカラダの境目がなくなって、
ゆっくりとゆっくりと広がっていくような感じです。
そうなると、瞑想している空間は私のカラダの外なのか、中なのか、
分からなくなってくるのです。
そして、カラダの外なのか、中なのか、境界はどこにあるのか、
実はあまり重要ではないことに気づきます。

セッション中だと、クライアントのカラダに触れていると、
自分の手とクライアントのカラダの境界がなくなってしまいます。
境界がなくなると、面白いことにクライアントのカラダのことを
自分のことのようにわかってくることがあります。
(もちろんすべてではありません)
例えば、足を触っていても、頭や首、胃や深層筋など、
どんな風になりたいのか、動きたいのか、
自分のことのようにわかってきます。

そして、地球とも境界がなくなる経験もできるようになってきます。
これはとても面白い。もはや自分は存在しているのか、存在していないのか、
分からなくなります。そして、存在する存在しないは、
あまり重要ではないのかもしれないと思うようにもなってきます。

「私はあなた」「あなたは私」は、
クライアントも、私の周り人達も、
ある部分では自分と似たところがあるということです。
そう捉えることができると、
どんな人に出逢っても、例え嫌なことをされても、
自分にも似たところがあるよなーと、
された行為の理由を想像できるようになってくるかもしれません。

「私」と「あなた」の境界線を引くことは、
この世界で生きていく上でとても必要なことだと思いますが、
境界線を引くことで悩みが増えることも確かです。
その辺をバランスできるようになれると、
もっと楽に生きられるんじゃないのか、と
日々、探究しているところです。

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