2011年7月16日土曜日

ダイエットは「自身と向き合う」ことから

「お腹」と「行動」の話のなかで、「思考・感情」と「行動」が一致しない心理ストレスにより「火」のエレメントの不完全燃焼を起こし、「消化」によって「火」のエレメントを燃焼させようとして「食べる」ということを書きました。

こういった場合でも大体一般的なダイエットをしようとします。一般的なダイエットでは、摂取カロリーを減らすために絶食や食事量を減らしたり、消費カロリーを増やすために、筋力をつけて基礎代謝を上げるなどの運動をします。これは「合理的」でいいと思いますが、「心」と「身体」を分けて「身体」のみにフォーカスしている点が疑問です。

やりたくないことをやらされたり、言いたいことが言えなかったりすることが続くと、「火」のエレメントが「行動」という点で不完全燃焼を起こし、代わりに「消化」でそれを叶えようという回路に切り替わってしまうことがあります。そして、同じようなストレスがある度に、「食べる」ことを繰り返してしまいます。

個人的には食事療法や運動を始める前に、その回路を元に戻す必要があると思います。それなしに一般的なダイエットを始めると、それ自体がストレスになるような気がします。多少減量はできるかもしれませんが、原因はそのままの状態で、いつまたその回路が始動し元に戻るかわかりません。

その回路を戻すには、自身と向き合う必要があったり、心の触れたくないところに触れなきゃいけなくて辛いこともあるかもしれません。アボリジニーたちの言葉でこういったことを「経験の輪を閉じる」というそうですが、ポラリティセラピーのセッションでは、そういった「経験の輪を閉じる」お手伝いをさせていただくこともあります(あくまで経験の輪を閉じるのはご自身です)

ダイエットといえば、数値と向き合うことばかりが強調されているようですが、自身の内面に意識を向けて自身と向き合い、自身のねっこからヒーリングすることが必要なのかもしれません。

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