「ホリスティック」について、簡単な例をもとにご紹介します。
仕事や家庭、その他あらゆる場面で
責任をいくつも背負ってしまっている人は、
慢性的な腰痛をかかえがちです。①
そして、腰痛をかばう身体の使い方をしていると、
次第に背中はガチガチになってきます。
責任感の強い人ほど、周りに頼られ甘えられ、
ついつい頑張ってしまい、背中をガチガチにして
いる方が多いように思います。②
そういう人に限って、責任感が強いあまり、
身体が辛いということを周りに表現しませんし、
次々、人が頼ってきたり、甘えてくるので、
表現するスペースもありません。③
終いには責任を果たせなくなってくるので、
身体が辛いという回線を切って
辛さを感じなくしてしまいます。④
背中の筋肉がうまく機能しなくなると、
呼吸が浅くなり、横隔膜も硬くなって、
お腹に力が入らなくなります。⑤
だんだん気力もなくなってきます。
続けばそれが習慣になり、慢性化します。
気づいたときには、どこから手をつけたらいいのか
わからなくなります。⑥
そして、病院に行けば「精神的な疾患」だと言われ、
薬を処方され、薬を飲んでも思ったような回復を
得られません。期待は裏切られます。⑦
「これはなぜでしょう?」
これは一例ですが、往々にして起こっています。
一般的に病院で診てもらえるのは⑦の『部分』です。
即効性が必要な症状には、病院での処置はとても有効ですが、
例のような場合には難しさがあります。
それに対して、
「ココロ」と「カラダ」を同時に扱うポラリティセラピーなどの
ホリスティック(全体的)療法は、①まで遡ります。
悩まれている方のペースでゆっくりと「ココロ」と「カラダ」を
緩めていきます。
これが「ホリスティック」です。
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