2014年8月27日水曜日

コップの水



おっと、あぶない!
コップいっぱいに注がれた水。
今にもこぼれそうでヒヤヒヤしますよね。

人が感情を溜め込んだり、
エネルギーを発散していない状態のときなどは、
こういう状態に近いと思うんです。

今にもこぼれそうなくらい水の入ったコップを
両手に持って、全神経を集中して人にぶつからないように
人混みをそーッと歩いているような。

人からの「言葉」や「態度」に過剰に反応してしまう人は、
こういう状態で人にぶつかってしまったのかもしれません。

もしずっとこういう興奮状態でいるとしたら、
神経が休まることがありませんよね。
想像しただけでとても疲れてしまいそうです。

どうしてこういう状態になってしまうのか?について、
今週末のワークショップでみなさんに体感してもらいながら、
一緒に答えを探して行こうと思います。

人に左右されずにしっかりとした自分軸を手に入れたい方、
慢性的な症状を自分で治す「きっかけ」を手に入れたい方、
にオススメです!!

定員にまだ空きがございます。
興味のある方はご連絡ください。

<ワークショップの詳細、お申し込みはコチラ>
http://urx.nu/bmnm

2014年8月20日水曜日

電気つけっぱなしさん

私たちには、自分の意思でコントロールできない(とされている)
自律神経というものがあり、それは「交感神経神経」と「副交感神経」の
二つに分けられることはよく知られています。

「体を活発に活動させたときに、心臓の心拍数を早めたり、
発汗を促したり、身体を緊張させたり、血圧を上げたりして
一種の興奮状態になるように働く神経が交感神経」と
一般的には説明されています。

そして、交感神経とは逆の働きをするのが
副交感神経だと説明されています。
興奮状態ではない、身体がゆったりしているとき(食事、睡眠時など)に
優位になって、(食事中なら)胃酸の分泌を促したり、
腸の運動を活発にしたりして消化機能を活発にします。

この交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、
健康に心地よく生きていけるわけです。

そして、今多いと感じているのは、
交感神経が優位になったまま、
副交感神経を優位にできない状態に
陥っている人たちです。

そういう状態のことを一般的に自律神経失調症とか、
カタッ苦しくて小難しい名前がつけられていますが、
難しい名前がつくほど、原因や解決法が
わからなくなってしまうので、
ここでは「電気(照明)つけっぱなしさん」と呼ぶことにします(笑)

いわゆる、電気(照明)のスイッチをONにしたまま、
OFFにするのを忘れている状態ということです。

電気つけっぱなしさんは、
ずっと電気をつけた興奮状態にいるので、
どんどん熱がこもって体温調節が難しくなってきたり、
休めずエネルギーを使い続けているので、
偏頭痛、不眠症、胃弱、便秘や下痢の繰り返し、
肩こり、腰痛、頭重、精神不安、ダルさ、呼吸が浅い
などの症状がでてきます。

電気つけっぱなしさんは、
どうして電気を消せないのかというと、
【他のことをいろいろ考えすぎて】、
スイッチをOFFにするのを忘れているだけなのです。

考えることに集中してしまうのは、頭が良い証拠ですが、
集中しすぎると心身のバランスを崩してしまいます。
絵を描いたり、踊ったり、家庭菜園で桑を振ったり、草むしりしたり、
何でもいいので、考えること以外に集中を向ける時間を
生活のなかにちょこっと作るだけで、
電気のスイッチをOFFにできるようになってきます。

あと、電気つけっぱなしさんに多いのは、
「あまり身体を動かさないこと」。
身体を動かすことに集中する時間を作ってみると、
より早く電気のスイッチが見つかると思います。

セッションでは、スイッチをOFFにするサポートとして、
背中から自律神経システムにアプローチして
副交感神経が優位になるよう促します。
大体15分〜20分くらいあれば、副交感神経が優位になり、
「ぐぅ〜」という音が聞こえてきます。
それは副交感神経が優位になり、
消化器系の機能が活発になったサインです。

自身で何とかできることは、とても素晴らしいことだと思いますが、
もしサポートが必要な場合は、セッションを体験してみてください。

<セッションの詳細はこちら>
http://polaritytherapy.jimdo.com/




2014年8月16日土曜日

うまくやる方法はいくらでもある

私は畑で野菜などを育てているのですが、
命や土、自然に接することで、
そこから学ぶことがたくさんあります。

先日、台風で立派に育ったピーマンが土から
6cmくらいのところでポキっと折れて、
辛うじて皮一枚で繋がっている状態でした。
「もうダメかなぁ」と思っていたのですが、
しばらくすると、折れた部分のすぐ下から、
立派な枝が伸びてきて、そこから枝分かれして、
今はいくつもの実を実らせてくれています。

それを見て思うのです、
何かに取り組んでいて、不運にも、
すべてがダメになってしまったと思える状況になったとしても、
そこから「うまくやる方法はいくらでもある」と。

うまくやってきたことや
取り組んできた労力にこだわって動けなくなるより、
それを糧として、もっとうまくできる自分を楽しめるようになれると
ハッピーな気がします。

この頃、パーキンソン病や身体が動かせなくなってきている方々に
セッションさせていただくことがあるのですが、
「頑なな思考で雁字搦めになって身体を動かせなくなってしまっている」方が
多い傾向に感じています。
そして、頑なな思考が緩み始めると、
症状がよくなって、身体を動かせるようになるようです。

思考は心や身体、魂を簡単に縛ってしまいます。
思考による観念縛りで心や身体、魂が不自由になることで、
症状や病気がでてきます。
(思考が悪いわけではなくて、頭を使いすぎで、他とのバランスが良くない)

簡単に思考の観念縛りから身体を解放する術や
思考できなくする術もありますが、
頭を使いすぎる方は、何かに熱中して頭を使わない時間を
生活の中に作るだけでいろんなバランスが取れてきます。
頭を使いすぎて肩こり、頭痛、頸椎ヘルニアなどになっている方は
楽になってくると思います。

2014年8月13日水曜日

エネルギー便秘

植物が二酸化炭素を吸って酸素を排出し、
動物がその酸素を吸って二酸化炭素を排出する。

植物にとって酸素は、いわゆる「うんこ」。
そう、私たち人を含めた動物は「うんこ」を必要としている。

そして、動物が出した、「うんこ」である
二酸化炭素を植物は必要としている。

エネルギーの循環とは「うんこ」の循環ということ。

そして、感情もエネルギー。
しかし、それが表現(排出)されなければ「うんこ」にならない。

未消化物(感情)ばかり身体に溜め込んでいると、
便秘のときようにお腹がパンパンに張って、
新しく何かを取り入れることができなくなるばかりか、
動くこともどんどん億劫になってくる。
(人生で一度も排出したことのない人もいます。それは病気にもなりますよね)

そして、そのようにどこかで誰かが感情を表現(うんこ)しなかったら、
別のどこかにいる誰かがエネルギーを受け取れなくなる。

誰かのブログを読んで何かの救いになることもあるし、
アーティストの芸術や詩歌に元気づけられることもある。
これはブロガーやアーティストの体験から生まれた「うんこ」を
しっかり受け取ったということ。

私がポラリティのセッションでしていることのひとつは、
エネルギーの発散をサポートすること。
簡単に言うと、
エネルギー便秘の解消のお手伝いとも言えるかもしれない。

エネルギー便秘が減れば、
その人自身のエネルギー効率も向上するし、
エネルギーを受け取れる他の人も増えてくるだろう。

そうすると、
いずれは世の中全体のエネルギー循環が向上するはず。

このブログも私の「うんこ」というわけで、
ご賞味いただけました?(笑)

2014年8月11日月曜日

心地よいって何?

「心地よく生きる」と言われたって、
よくわからないですよね。

だって、

調子が悪いところは気にはなるけど、
仕事や生活が忙しくて、それに対応する余裕がない。
ときどき、我慢ができなくなったら、
ケアに行くけど、3日もしたら元通り。
これを一生繰り返すのは嫌だけど、
仕事が忙しいしそれどころじゃない。
本当に悪くなったら、病院にいけばいいや。

と数年前まで思ってましたもん、私(笑)

物心がつくころから、
「不景気、不景気」と言われ続ける世界で育ってきて、
対極にある「好景気」を知らないのに、
「不景気」だと言われても
あまりしっくりこないですよね。

それと同じように、
「調子が悪い」を積み重ねてくると、
「調子が良い」ときってどんな感じなのか、
想像もできないし、そこにフォーカスすることも
なくなってくるんですよね。

「調子が悪い」が続くと、それが「普通」になって、
さらに「調子が悪い」がでてくると、
「普通」が「調子が良い」に変わってきたりするし、
どんどん調子が悪くなっているのに、それが「普通」みたいな、
何だか恐ろしい状況に追い込まれてくるわけですね。

何事にも言えますが、
そういった古いパターンから抜け出すには、
まったく新しい「アイディア(視点)」が必要になってきます。

そのアイディアがこのワークショップで見つかるかも。

【身体の可能性に気づき、心地よく生きるためのワークショップ】

ボディワーカー部員の公認ロルファーの黒田次郎と米国ポラリティセラピー協会認定プラクティショナーの寺嶋康浩がワークショップ。
◎日時:2014年8月30日(土)13:00〜17:00
◎料金:2,000円(当部員は1500円)
◎定員:20名
◎場所:『さいりん館』京都市中京区冷泉町65(室町通二条上る東側)
◎アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線「烏丸御池」駅 2番出口徒歩5分
                烏丸線「丸太町」駅 6番出口徒歩4分

「あ〜、そういう視点があるのか」とちょっと垣間見るだけでも、
人生変わっちゃいます。体験者が言うんだから間違いない!

思いももよらなかった身体の可能性に気づいて、
一緒に楽しみましょう!

<詳しくはこちら>
http://bwclub.jimdo.com/

2014年8月7日木曜日

カラダの可能性に気づき、心地よく生きるためのワークショップ

この度、京都室町二条にある「さいりん館」さんで、
ロルファーの黒田次郎さんと一緒に、
「身体の可能性に気づき、心地よく生きるためのワークショップ」を
開催することになりました。

今回のワークショップでは、
最近よく聞く「ボディワーク」について、
わかりやすくお伝えするとともに、
今、話題のロルフィングについて実際の手技を
ロルファーの黒田さんに見せていただきます。

また、私は「体感覚をひらいて、心地よく生きよう!」を
テーマにお話させていただきます。
心理学では学ばない「スペース」という概念について、
「スペース」を意識したバウンダリーの築き方(人との境界線の引き方)、
「スペース」を意識した自分軸の立て方などについて、
みなさんに体感してもらいながらお伝えしようと思います。

セラピストやボディワーカーの方はもちろん、
どんな方にでも役に立つような内容にしたいと考えています。


<詳しくはこちらをご覧ください>