「寺嶋さんはお父様にとても尊いことをされましたね」
以前、セッションにきてくれた方がそう話してくれた。
セッションに来てくれる方の中には、
セラピーをされている方や自称ヒーラーの方など、
超感覚が開いている方もいらっしゃるので、
たまにそういう話が聞けたりする。
その時、それを聞いて父が亡くなる2日前まで、病室でセッションをしていたことだと思っていた。<当時のお話はこちら>
でも、最近はそれだけではない気がしている。
私は父が亡くなる2日前にセッションすることを辞めた。
セッションしてカラダに触れていると
いろんなことが解ってくる。
カラダから魂が抜けたり、入ったり、
あっちの世界のこと、黒という色の本当の意味etc
その中で気づいたことは、
私が父を「この世に引き止めている」ということ。
本当は病室でセッションを始めた10日前に亡くなっていたのかもしれない。
喜んでくれてはいたが、この世とあの世を行き来する魂は
とても苦しそうだった。
私はそれを感じ取ったとき、
父が「死ぬことを尊重しよう」と思った。
そして、寝ている父にお別れの挨拶と感謝を伝え病室を去った。
すぐに亡くなることはわかっていた。
「死を尊重する」ことは「生を尊重する」ことに
繋がるのではないかと考えるようになってきている。
相手のスペースを尊重することは、「死」を尊重することも含まれる。
これを体験的に学ばせてくれた父に感謝したい。
これは相手のスペースを尊重することを大切にする
ポラリティセラピープラクティショナーとしての私の強みだ。
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