2011年6月7日火曜日

思考のパターンや感情の問題が身体に現れる!?

前回の「ポラリティセラピーって何だ!?」でポラリティセラピーを表現する言葉のひとつにあった「思考や生活のクセでできた滞りをほぐしバランスを整えるホリスティック療法」について、私の見解をお伝えしようと思います。

ポラリティセラピーでは、ボディワーク、コミュニケーション、ニュートリション(栄養学)、エクササイズを4つの柱としてセッション(施術)を行います。他のボディーワークと比べると、お話を伺いながら身体をほぐすのがとても特徴的だと思います。ここで伺う話とは、身体のこと、最近取り組んでいること、夢、家族や仕事の人間関係、昨夜の晩ご飯まで多岐に渡りますが、すべてクライアントから自然に出てきた話や言葉を尊重して傾聴します。こちらから根掘り葉掘り聞き出したり、「私はこう思うなど」の主張はしません。

 少し話はそれますが、私が思うポラリティセラピーの魅力のひとつに「非介入」というスタンスがあります。これはクライアントを「治してあげる」のではなく、クライアント自身の自然治癒力を信じ、治癒が起こるプロセスをお手伝いするということです。クライアントにも「治してもらう」という意識は家のトイレにでも流して、自身の症状に「責任」を持って治癒が起こるよう「ちょっと手伝ってよ」くらいの意識で来てもらえると嬉しいですね。クライアントにも前向きにセッションに参加してもらうこと、つまり、クライアントとボディーワーカーとの協力関係が治癒効果を高めることは、私自身よく経験しています。

話を戻しますが、クライアントにはお話を伺いながら身体に意識を向けていただきます。そうすると何かの感情と身体の症状がリンクし、何かに気づくことがあったり、意識を向けるだけで症状が緩和していたりします。また良く起こるのが症状と想像もしていない身体の部分や感情、昔の出来事とリンクすることです。ですので、症状という部分だけでなく、ホリスティック(全体的)にクライアントを見ていくことも大切です。
ボディワーカーはそういった変化を感じとり、クライアントにも状態を確認しながら、セッションを組み立てて行きます。(ボディワークの詳細はまたの機会にお伝えします。)

思考のパターンや感情の問題がどのようにして起こり身体に症状として現れるのか?その症状が治癒するプロセスのなかで、ポラリティセラピーはどういう位置付けかを簡単に図にしてみました。
問題の起こる流れとヒーリング・解決の流れ
思考、感情、行動、習慣、身体に起こっている問題にクライアント自身が「気づく」ことがとても重要です。「気づく」ことでそれをやめることも選択できますから。そのためにはコミュニケーションが必要で、ポラリティセラピーでは重要視するゆえんです。クライアントとのいい協力関係を築けるかが、ポラリティセラピーの実践者に課せられた最初の大仕事です。治癒の効果に左右されますからね(笑)

次回は「生体磁場の極性を利用した自然療法」視点で話したいと思います。

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